太陽光発電が普及しない理由
政府推奨の太陽光発電でも…
政府も推奨している「太陽光発電」。岐阜県でも「再生可能エネルギー総合支援窓口」を設置するなど、対策に乗り出しているほどです。
しかし実際の普及率は、散々なもの。年々増加傾向にはあるものの、10%未満になっているのが現状です。ではなぜ、太陽光発電はあまり広まっていないのでしょうか。
金銭的な問題
太陽光発電が普及しない理由として、最も大きいのは導入コストの高さでしょう。ピンキリとありますが、中国の格安太陽光発電でも導入だけで100万円以上はかかります。国内生産のものならば、300万円は見ておきたいもの。
「売電で何とかなるのでは?」という意見もあるでしょうが、正直厳しいです。共働きなどで日中誰も家に人がいないという家庭ならば、お得にはなります。ただ最近はテレワークも増えてきているので、生活費の足しになるかどうかも微妙なところ。日中発電した電気を使えば使うほど、収入は少なくなるのを肝に銘じておきましょう。
災害の問題
災害の二次被害の危険性も、太陽光発電が普及に至らない理由にもなります。万が一のことがないように設計されていますので、過度に心配する必要はないでしょう。ただどんなに頑丈にできた太陽光発電でも、絶対に大丈夫という保障はありません。
実際に太陽光発電が引き金となり、海外では死亡事件も起きています。日本ではあまり報告されていないものの、太陽光発電を検討するのならば「明日は我が身」でしょう。人の命を奪いかねないものを設置するとなると、太陽光発電の導入をためらうのは当然のことです。
上手く活用すれば問題解決
しかし上手く活用すれば、太陽光発電はいい影響をもたらしてくれるのは間違いありません。国産メーカーならば、万が一の災害時でも使えるように作られています。保証もしているので、問題は無いでしょう。
また日照時間についても問題になっていますが、岐阜県に限って言えば大した問題ではありません。年間日照時間ランキングにおいて、岐阜県は47都道府県中8位を獲得。日中に家を開けて蓄電に務めれば、お得になるのは間違いないでしょう。