山口市の歯医者では歯周病歯科健診が無料で受けられる
歯周病とは、口腔内の細菌感染により炎症が起き、歯茎の腫れや骨が溶けてしまう病気です。若い年代では馴染みがないかもしれませんが、歯を失う原因としては最も多く、30代以上の3人に1人は歯周病の疑いがあるといわれています。それだけでなく、細菌が糖尿病や肺炎、心筋梗塞といった全身の病気を引き起こすこともあるのです。
歯周病は日頃からの予防が大切
細菌感染の原因で多いのは、歯や歯茎の間にたまる歯石です。毎日しっかりと歯磨きをすることは大切ですが、それでも奥歯や隙間に取りきれない汚れが溜まってしまいます。加えて、不規則な食習慣や歯ぎしり、喫煙などによってさらに進行します。
実際に痛みなどが出ない限りは、歯の不調にも気付きにくいもの。日頃から歯茎の状態をチェックし、病気になる前から健康な歯を保つ意識を持つことがカギになります。
山口市の歯医者で行っている歯周病歯科健診とは?
山口市の歯医者では、歯周病対策として「歯周疾患健診」を行っています。
対象者は特定健診が対象になる40歳になる年から70歳までで、5年ごとに受診することができます。該当年に送付されるがん検診等受診券を持っていけば無料になります。
注意したいのは、市内の健診先に指定された歯医者を受診することです。それ以外の歯医者では、自己負担となってしまうので気をつけてくださいね。ホームページや健康づくりガイドに載っている歯医者一覧から予約をして、受診するようにしましょう。
かかりつけの歯医者でもメンテナンスを続けよう
無料で歯周病歯科健診が受けられる山口市のサービスはありがたいですよね。とはいっても5年ごとの健診なので、自宅のケアだけで歯の状態を維持するには限界があります。
歯周病は、口腔内だけではなく全身に病気が渡ってしまう怖さもあるため、できるだけ症状が出る前に予防することが大切です。あわせて、かかりつけの歯科医でも定期的なメンテナンスを心がけましょう。