愛媛県とマーマレードの深い関係

/ 9月 22, 2023/ 農業・畜産

愛媛県と言えば、日本一の柑橘王国のイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
お土産としても柑橘系のお菓子や、特産物が多いですよね。
そんな愛媛県は、実はマーマレードとも深い関係があるんです。
今回は、愛媛県とマーマレードの深い関係についてご紹介します。

愛媛県と柑橘類

現在、愛媛県の柑橘収穫量は柑橘類全体では実は和歌山県に続き全国第2位となっています。
中晩柑類では全国第一位となっています。
中晩柑とは、年明け~5月頃まで出回る「はっさく」「あまなつ」「紅まどんな」などの柑橘類を指します。

愛媛県は年間で晴れの天気の日が多く、温暖な気候であること。

畑の土が栄養分を多く含んで水はけの良いことが美味しい柑橘類を作るのに適しているのです。
また、愛媛県の中でも傾斜のある石垣に覆われた段々畑と、瀬戸内の島々は特に柑橘類を育てるのに適しています。
空からの太陽の光以外にも海や石垣からの照り返しなど様々な太陽の熱や光を十分に吸収することができるのです。

マーマレードはなぜ愛媛県と関係性が強いのか?

そんな十分に美味しい柑橘類はそのままいただくことで十分に美味しさを堪能できますが、柑橘類のジャム=マーマレードにすることで更に長く凝縮した味が楽しめます。
愛媛県の柑橘類を使用したジャムを使い道の駅で販売していることも多くあります。
特に、愛媛県の西にある温暖な気候である八幡浜市高野地で取れた柑橘で作る天空のマーマレードは「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル」で金賞・銀賞を獲得するほどです。

愛媛県で行われるマーマレードアワード日本大会とは?

「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル」とは、イギリスで2006年に初開催された、マーマレードのコンテストです。
日本大会は、2019年5月に愛媛県八幡浜市で初開催されました。
初開催でも1,600点の出店があるなど、この日本大会はコロナ禍を経て再び日本での開催がなされ、2023年の春には八幡浜市で第5回を迎える運びとなりました。

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